【Fieldwork】アルプスあづみのセンチュリーライド

2024年4月21日に長野県の中信で開催されたサイクリングイベントに参加しました

 

1.参加イベント

イベント名

 アルプスあづみのセンチュリーライド2024【桜】

コース

 160km

主催

 アルプスあづみのセンチュリーライド実行委員会

場所

 長野県松本市、安曇野市、松川村、大町市、白馬村、池田町

セグメンテーション(強度比較分類) No.85

参加者
 1000人/募集1500人 = 67% 

募集期間

 2024年1月20日 ~ 2024年3月20日(開催92日前より募集)

 一般募集前に先行するチャリティエントリー(1/6~)あり

 申し込み時にスタートブロック選択制(6:00/6:20/6:40/7:00)

走行管理

・スタート:並んだ順 4人/10秒間隔

・走行:セイフティライダー

・エイド再スタート:自由スタート

・コース案内:各曲がり角やAS入り口に看板、ボランティアスタッフ

・信号渋滞 :間隔が短い複数の交差点で2~3回待ちが発生

・各ASに関門あり

イベント環境

・ほぼ上り基調か下り基調で平坦が続くことはほぼない

・安全に配慮され可能な限り車の通行量が多い道を外すようにコースを設定されているが、避けることができない国道や午後の観光地道路は交通量が多く注意が必要

イベント詳細報告

 

2.サイクルツーリズム

日程 9泊10日(内2泊は夜間フェリー)

 4月17日:東予港からの移動/フェリー

 4月18日:南伊豆への移動/車

 4月19日:南伊豆海岸の観光

 4月20日:松本への移動/車

 4月21日:サイクリングイベント

 4月22日:妙高への移動/車

 4月23日:金沢への移動/車

 4月24日:金沢の観光

 4月25日:大阪南港への移動/車+フェリー

 4月26日:帰宅/車

 輪行方法:自動車輪行

消費

 参加費:23千円(チャリティエントリー)

 移動宿泊費:198千円

 食費お土産他:64千円

 合計:285千円

サイクリング環境

・長野県の平地にはほぼ街があり車の通行量も多いことから、自転車のイベントでは山麓を走ったり山を上ったりするグランフォンドやヒルクライムが盛んに行われています。数は少ないがロングライドやスタンプラリーでも結構な獲得標高になります。

・長野県が管理している自転車道や

市町村が管理しているサイクリングコース(写真は白馬村管理の白馬小路の案内板)もあります

・公道にはブルーラインの矢羽根が描かれていますが、どこへ向かうルートの矢羽根なのか走っていても確認できませんでした。

また別の矢印看板も新たに設置されており、こちらは長野県一周サイクリング Japan Alps Cycling Road()のコース案内看板のようです 

アルプスあづみのセンチュリーライドのプロデューサーである鈴木 雷太氏が代表を務める Japan Alps Cycling Project と 各地域 が検討を重ねて設定した全長920km/獲得標高15218mの長野全域を走るコース (長野県知事とともに2023/4/24正式発表)

・多くはないが自転車がよく走る場所?にはサイクルラックが設置されているようです

ツーリズム詳細報告

南伊豆海岸の観光

金沢の観光

食事

旅の前半は以前同様の量を食べてしまいお腹パンパンになっていましたが、後半は今の身体に合わせた量に調整できるようになり、腹9分目に抑えられるようになりました

夕食付の宿泊が3泊ありましたが、蕎麦など麺類を6食に海鮮系を3食と相変わらず偏った食事でした

お土産

南伊豆では日持ちのするお土産

長野では戸隠そばとそこそこのお値段がする竹細工ざる(戸隠中社竹細工生産組合製)

最終日には琵琶湖湖畔の道の駅で鮒ずし(保冷が効くお弁当袋に冷凍食品と共に)

 

3.所感

・走行距離150km超のサイクリングイベントへの参加は7年振りとなりましたが、寒くも暑くもない環境で、獲得標高の割に激坂の距離も短く足が攣ることなく完走できました。

・白馬はこれまでに二回走ったことがありましたが、どちらも夏の暑い時期に走っておりまさか4月の白馬がここまでの絶景だとは。特にコース上最北の位置にある松川大橋から白馬大橋への3kmの坂道は満開のサクラも加わり笑顔で上りました。

・その笑顔で上った松川大橋から白馬大橋へ坂道は残念ながら長野県一周サイクリング Japan Alps Cycling Roadに入っていませんが、白馬小路の白馬駅コースには松川河川公園沿いの1.7kmが盛り込まれています。

・昨年のイベントに参加された方のブログを読むと、朝の気温が2℃と凍えるような寒さだったそうですが、今回は宿泊したホテルから自走する時間で二桁の気温がありウインドブレーカを重ね着する必要もなく助かりました。
・先月は隔週で3回サイクリングイベントを楽しみましたが、疲れが溜まり4月初めに扁桃腺が腫れて寝込み回復には10日ほど掛かりました。改めて以前のような日程では遊びまわれないことを体感したこともあり、今回はサイクリングイベントの前後にそれぞれ連泊してゆっくり観光する時間を設けた日程に変更し、9泊10日という長めのサイクルツーリズムになりました。

 

【Fieldwork】ツール・ド・日豊

2024年3月16日に日豊(にっぽう)海岸地域で開催されたサイクリングイベントに参加しました

 

1.参加イベント

イベント名

 第1回 ツール・ド・日豊2024

コース

 129km

主催

 日豊海岸サイクルツーリズム推進協議会

場所

 大分県佐伯市、宮崎県延岡市

セグメンテーション(強度比較分類) No.84

参加者
 150人/募集150人 = 100%(募集13日目で定員) 

募集期間

 2024年2月4日 ~ 2024年2月29日(開催41日前より募集)

走行管理

・スタート:並んだ順の150人一斉スタート

・走行:スタートから6kmまで白バイ先導、以降は特になし

 最後尾に数人のサポートライダー

・エイド再スタート:自由スタート

・コース案内:各曲がり角やAS入り口でガードマン

 スタート後、二つの左折信号機を警察により青色操作&信号の無い三つ目の交差点はガードマンによる優先右折 

・第四ASに関門あり(15:30分走行打ち切り)

イベント環境

エイドは学生ボランティア(移動は市役所のバス)

多数の沿道応援

サイクリングイベント用のトラック(足切り、走行不能な自転車回収も)

イベント詳細報告

ride-na.hatenablog.com

 

2.サイクルツーリズム

日程

 3月15日:移動/車+フェリー

 3月16日:サイクリングイベント

 3月17日:移動/車+フェリー

 輪行方法:自動車輪行

消費

 参加費:8千円

 移動宿泊費:43千円

 食費お土産他:7千円

 合計:58千円

サイクリング環境

・イベントコースは基本片側一車線で路面は比較的きれい。コースの7割は国道を走るが基本的に市街地以外にコンビニは無い、食事をする場所も道の駅くらいになる

・佐伯市では毎年10月8日前後の日曜日に定員が5コースで2000人という、一市町村が主催するサイクリングイベントとしては最大クラスのツール・ド・佐伯が長年開催されている

ちなみに佐伯市の人口は62.8千人(2024年)で九州・沖縄地方では119中の43位

Aコース(距離162km/獲得標高1849m 参加時)

Bコース(距離102km/獲得標高1267m 参加時)

・佐伯市の観光課には 文化・スポーツツーリズム推進係があり「さいきりんぐ」というHPを開設している。サイクリングコースの案内やサイクルステーション、レンタサイクル、そしてサイクリングイベントなどの情報が発信されている

うめサイクルデジタルスタンプラリー 2024 (R6/3/3~3/24)

佐伯絶景スポットカード(各400枚限定)を購入できるサイクリングイベント SAIKI CYCLE COLLECT(R6/3/9~) と 最東端ライド(4/13)  これらを短期間で開催

・さいきりんぐのHPで紹介されている山間部満喫コースとなる路上にはブルーの矢印が引かれている

・延岡市でも同様の発信は行われているが、走行距離や獲得標高といったサイクリングコース選択に必要な情報は宮崎県のサイト「ひなたサイクリング宮崎」を参照することになる

・道の駅にはサイクルラックが常設されている

ツーリズム詳細報告

食事

泊った町のスーパーで肉や魚、総菜、調味料など普段食べられているモノからその土地の食生活の一端を垣間見ることが好きです

今回はホテルから歩いて1分のスーパーでかなりお安い刺身や赤鶏のたたきなどがあったこともあり、2日とも夕食はホテルの部屋食でした

お土産

地方限定流通のカップ麺はお手軽なお土産

 

3.所感

・走行距離と獲得標高、イベントの規模だけでなく、前半は内陸部の山間&後半は海岸線というコース構成を含めて3月2日に走った南房総のイベントと表面上は似てはいますが、中級者以上向けの少し厳しいコースでした。初心者なら南房総のガイド帯同グループライドの方が楽しめると思いますが、日豊はコース全線で交通量が少なく、曲がり角やエイド入口で案内がされていることから、ナビでコースを都度確認する必要が無く走行に集中できストレスなくサイクリングが出来ます。

・しかし最も大きな違いは沿道の応援だと思います。これは応援してもらって走ったことがないと実感できないと思いますが、自分の趣味としてサイクリングしているだけなのに沿道の人達に応援してもらうと楽しさが倍増します。

・時期的にウエアの選択を間違うと暑かったり寒かったりするので、スタートまでは着込みスタートしたら早々に脱ぐという適温ライドのためにリュックを背負って走るべきでした。

・雨が降らなかったらサイクルスタンプラリーでも、と思っていましたが翌日は雨で早々に帰宅。愛媛に戻っても日曜日で車が多く、よく食事をするところも一杯で今回は道中を楽しむことは出来ませんでした。

【Fieldwork】Station Ride in 南房総

2024年3月2日に千葉県南房総で開催されたサイクリングイベントに参加しました

1.参加イベント

イベント名

 ~RIDE and FUN~ Station Ride in 南房総2024 produced by BiCYCLECLUB

コース

 スタンダードコース120km(フリー走行)

主催

 Station Ride in南房総実行委員会

場所

 千葉県館山市、南房総市、鴨川市、鋸南町、富津市

セグメンテーション(強度比較分類) No.83

参加者
 約160人/募集250人(80km+120km) = 64% 

募集期間

 2024年1月6日 ~ 2024年2月26日(開催56日前より募集)

走行管理

・スタート:フリー走行(ただし80kmコース&120kmコース混合)から先行スタート

 その後、ガイド帯同組がスタート

・走行:最先導を抜かなければ自由走行

・エイド再スタート:自由スタート

・コース案内:曲がり角、AS開設場所とも現地での案内は無し 

・第6ASに関門あり(第7ASからゴールまでショートカット?)

イベント詳細報告


2.サイクルツーリズム

日程

 3月1日:移動/電車+飛行機+バス

 3月2日:サイクリングイベント

 3月3日:原岡桟橋の観光、移動/電車、バス

 3月4日:東京タワーの観光、移動/電車+飛行機+バス

 輪行方法:自転車専用宅配便(シクロエクスプレス)

消費

 参加費:9.5千円

 移動宿泊費:74千円

 食費お土産他:33千円

 合計:117千円

サイクリング環境

・館山バイパス(国道127号)を除き全て片側一車線以下。内陸部の県道区間にはコンビニはないが、海岸線はコンビニはもちろん多数の道の駅がある。

・舗装自体は比較的きれいだが、海岸道路のごく一部に砂が堆積している。

・一部の区間を除きそこそこ車が走っているが、渋滞が発生している場所は無い。また 内陸の特定区間で大型トラックの走行あり。

・道の駅等にはサイクルラックが設置されている。

・ブルーラインやナショナルサイクルルートの案内がある。

・堤防沿いにある自転車道はコンクリート舗装のため多少荒れている。

B.B.BASE(サイクルトレイン)を利用する場合、駅東側の専用口からホームに出入りできるが海岸への移動にはバスも走る細い道を600mほど大回りすることになる

一方、普通の列車で輪行した場合は西側の広い道で直接海岸にアプローチできる。ただし、トイレとコインロッカーは駅東口の一階にある。

ツーリズム詳細報告

原岡桟橋(観光) ※自転車ならゴールから東京方面に7km

東京タワー(観光)

 

3.所感

・120kmコースをフリーで走りました。ルートは単に海岸線を走るだけでなく海の見え方や太陽の方向(西日に向かって走らないですむ)まで考えられていたりします。厳しい上りが幾つもあり走りごたえのあるロングライドでさらに安全性にも配慮された南房総を楽しめるよく考えられたルートだと思います。

・今回、第三ASまでの気温は一桁台、その後10℃を越えたりしていましたが内房に入るあたりからまた一桁台に低下しました。ただ適切な距離で多めにASが設定されているのでトイレを我慢して走るようなことにはなりませんでした。

・むしろ頼朝桜(河津桜)が咲いていたり、菜の花が咲いていたりと寒いイメージはなく早い春を感じながら走ることが出来ました。過去のブログ等では風が強くなることもあるようですが、それなりに温暖な地域のようなので極寒仕様のライドにはならないで済むのかと思います。

・むしろ問題は右左折の案内やAS開設位置を示す旗などが全くないため、事前に自転車用のナビにルートを登録するだけでなくAS開設位置を把握(道の駅の名称も)しておかないと、都度立ち止まりスマホでの位置確認やメール案内確認をすることになります。

・そのような地理に不安がある場合はガイドライダー帯同組みで参加すれば、先頭だけでなく後方にもついてくれるようなので上りで遅れても置いて行かれることは無いと思います。

・以前はB.B.BASEを利用しても参加できる100kmコースが設定されていたようですが、今回B.B.BASE利用者は80kmコースだけになりました。走行可能時間7時間で距離80kmのコース設定はかなり余裕がありますが、ガイドライダー帯同組みで走れば時間調整もされてゴールしたあと帰りのB.B.BASEまで時間が余りすぎることもないと思います。まあフリーで走って早くゴールした場合は、館山のお寿司を食べて待つというのも有りかと思います。

・なお遠方から車等で120kmに参加する場合、当日夜の高速は混むでしょうから周辺で一泊して翌日(日曜)観光しながら帰られるのがいいんじゃないでしょうか。