【Fieldwork】安芸灘とびしま海道 オレンジライド

2024年2月4日に広島県呉市で開催されたサイクリングイベントに参加しました

1.参加イベント

イベント名

 第10回 安芸灘とびしま オレンジライド2024

コース

 とびしま 90

主催

 一般社団法人ITADAKI

場所

 広島県呉市(下蒲刈島、上蒲刈島、豊島、大崎下島、平羅島、中ノ島)

 愛媛県今治市(岡村島) 

セグメンテーション(強度比較分類) No.66

参加者
 265人/募集700人 = 38%

募集期間

 2023年10月1日 ~ 2022年1月15日(開催126日前より募集)

走行管理

・スタート:整列順15人/1分間隔/スタッフ先導

・走行:最先導を抜かなければ自由走行

・エイド再スタート:自由スタート

・コース案内:曲がり角でスタッフ指示 

・注意事項:自転車の追い越しは原則禁止

イベント詳細報告

 

2.サイクルツーリズム

日程

 2月3日:移動/自家用車

 2月4日:サイクリングイベント、移動/自家用車

 輪行方法:自動車輪行

消費

 参加費:11千円

 移動宿泊費:29千円

 食費お土産他:1千円

 合計:41千円

サイクリング環境

・道路は全て片側一車線以下。路面状態はそこそこきれい。

・県道287号の恋ヶ浜~蒲刈大橋間(8km)は時々車が走っているが、それ以外はほとんど車は走っていない。

・コース中に設けられている休憩所には常設サイクルラックあり。

・3月~11月の土日などは誰かしらがサイクリングを楽しんでいる環境なので、地元の方々は比較的自転車に対して好意的。

・とびしま海道は大小7つの島が橋によりつながっており、外周を一周すると86kmになる。その間にAコープはあるがチェーン店のコンビニはない。なお無人島(二島)を除き各島で食事をできる場所はある。

・本州とは安芸灘大橋で繋がっているが通行料が必要(普通車730円)。今治市、大三島、大崎上島との間でフェリー航路がある。自動車でとびしま海道に入った場合、イベントの会場となった県民の浜と安芸灘大橋近辺には無料駐車場があり、サイクリングのベースとなる。

・オレンジライド以外にサイクルスタンプラリーの春吉ライド(NPO法人 瀬戸内サイクルメディア主催)が春に開催されており、そちらではサクラライドが楽しめます。

ツーリズム詳細報告


3.所感

・安芸灘とびしま海道 オレンジライドはロードバイクに乗り始めた2か月後(2010年)に初めて参加したサイクリングイベントで、それ以降毎回参加している唯一のイベントです。以前はほぼ定員に達していた時期もありますが、年々参加者が減少しており少し寂しい。

・オレンジライドは毎回第一エイドまで自転車の車列が長く、上り坂では二列三列の並走が発生。通行量は多くないが、地元の車には迷惑を掛けてしまっている。スタート時間を早めたり、平地の巡航速度別に分けたり、一度にスタートさせる台数とその間隔を工夫することで車列を短くすることは可能なのに、これまで工夫されることはなかった。今回、主催者が公的団体からなる実行委員会からイベント会社単独開催に移行したこともあってか、スタート台数を15台(以前はアバウトに30~40台)の一分間隔で管理されていたことは進歩。次回以降さらに工夫されていることに期待したい。

・オレンジライドが始まったころに比べると普通の土日曜日でもとびしま海道を走る自転車の数が増えている(下記スタンプラリー参加時の印象)と思いますが、しまなみとフェリーで繋がっているゆめしま海道(愛媛県上島町)は、しまなみからの流れで海外の方を含めサイクリングを楽しんでいる人が増加しており、とびしま海道も適切な情報発信をすることで、さらにその流れを呼び込めるのではないかと思います。

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